この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。
日本人ってお金の話をすることは、あまり良くないっていう風潮がありますよね。お金に対して、”いやらしい”とか”人と話すものではない”っていうイメージを持っている方が多いです。特に「お金の為に働いてないよ~」とか言っている方に多いです。
日本には”生活保護”ってものがあるので、そのようにお考えの方は、働くの辞めて”生活保護”でももらって暮らせばって思いますけどね。(実際には生活保護をもらうのは条件があるのでそう簡単にはいかないのかもしれませんが。)
目次
お金の話はつまみと一緒
お金の話をバンバンしよう
筆者は周りの方とお金の話をバンバンします。
筆者がお会いするのは比較的年齢層が高いので、お会いした時はお金の話が8割、他の話が2割の割合です。同年代の友達と話す時はもう少し他の会話の割合が高くなりますが、それでもお金の話は必ずするようにします。
やらない理由を探すのではなく、できる可能性を探そう
20代だから投資の話は関係ないと思っている方は、30代40代になっても投資なんて始めることはできません。物事を始めることに対してやらない理由を探すのではなく、できる可能性を探しましょう。俳優の石田純一さんが言っていた言葉です。
なぜ20代から投資を始めるの?
お金が欲しいと筆者に相談をしてきたので、投資を勧めると上記のように聞いてくる方がいます。周りに投資をしている方がいないので、投資という言葉をあまり聞いてこなかったのでしょう。そんな方にはこのように答えます。
なぜ、筆者が20代から投資をするべきだと考えるのか。筆者が考える20代から投資を行うべき理由について、三つの事をお伝えします。
20代から投資を行うべき三つの理由
1.失敗してもやり直せる
人間の寿命を80歳と考えると、20代というのは人生の四分の一しか経っていません。これから約60年間も生きていけるのです。例え20代の時に投資で失敗をしたとしても、まだまだやり直しが全然ききます。
むしろ、20代の時に失敗をたくさんしておけば、30代以降に同じ失敗を繰り返すということを避けることができます。もし、あなたが20代で100万円を投資で失ったとしても、これからのあなたの人生で余裕で取り返せます。
しかし、もし60代で100万円を投資で失ったとしたら、最悪です。その年では働くことは難しくなります。投資で取り戻そうと考えれば、さらにお金を失う可能性だってあります。そんな時は頭が冷静に働かないものです。
若い時は失うものがないので、果敢にリスクを取ることができます。しかし、年を重ねていくうちに守るべきものが増えていき、リスクを取ることが難しくなってくるものです。
奥さん、子供、住宅ローン、車のローンなど、年を重ねていくことにあなたにのしかかってきます。もし、あなたが20代で既にこれらの物を抱えているのだとしたら、既にリスクを取った投資をすることが難しくなっています。リスクを抑えた投資法はもちろんありますが、リスクが少ない分リターンも少ないです。投資で成功したいのなら、ある程度のリスクも許容できなくては大きなリターンは得ることができません。
2.体力がある
人間の体力は20歳をピークに徐々に低下していきます。筋トレをしていればある程度維持することは出来ますが、それでも20代が最高の体力を待っている時です。高いパフォーマンスの投資を行うには、海外の投資商品から選定する必要があります。日本の投資商品は手数料ばかり取ってロクな投資商品がありません。
銀行や証券は高いインセンティブを貰うために、会社に利益があるクズ商品を勧めてきます。それを買って儲かるのは投資家のあなたではなく、それを売った営業マンなのです。
その事を知らない投資初心者は、営業マンか勧められるクズ商品を買ってしまうことになるのです。20代の内に投資を行っていればそんなことはわかるのですが、歳を取ってから始めた投資初心者は簡単に騙されてしまいます。
高パフォーマンスの投資を行うには、海外に行って投資商品を見極める必要があります。もちろん英語力は必要です。また、飛行機移動、街移動などでも体力は使います。慣れない海外でのコミュニケーション、移動は想像以上に体力を使うのです。
それでも20代ならば若さでなんとかなります。20代の内に海外の銀行に出入りをして要領を摑んでおけば、歳を取ってからでも行動できます。しかし、40代50代になって初めての経験だと、何もできなくて終わります。
また、情報収集にもインターネットを使う時代なので、20代の方が明らかに有利です。むしろ、20代の内こそ海外投資は向いていると筆者は思います。
3.複利の効果を得ることができる
20代の内に投資を行うべき一番の理由は、この”複利の効果”にあります。”複利の効果については、別の記事で詳しく説明する予定ですので、ここでは簡単に説明します。
投資から得る利益に対しての計算方法として、”単利”と”複利”の二つに分けることができます。”単利”とは、投資をした当初の元本に対してのみ計算され付与される利息のことです。”複利”とは、投資をした当初の元本にプラスして、付与された利息に対しても新たに利息が付く利息計算の事です。
投資をして数年はあまり”単利”と”複利”の違いについては感じることは出来ませんが、5年ほど経てば利息の違いに大きな差が出てきます。これが数十年ともなれば、かなりの差を生み出します。
もし、20歳で投資を始めれば60歳まで40年間あります。この40年間の”複利の力”は、元本を大きく増やしてくれます。しかし、50歳で投資を初めれば60歳までは10年間しかありません。20歳で初めた40年間分の利息と50歳で始めた10年間分の利息では、明らかに異なります。当然ですよね。こんな事は少し考えればわかる事ですよね。
投資は20代だからこそする必要がある
良い例、悪い例
投資を20代の内に行う必要について理解していただけましたでしょうか。投資というのは、「20代なのにやる必要があるの?」ではなく、「20代だからこそやる必要がある」と考えるようにしてください。
20代なのにやる必要があるの?
20代だからこそやる必要がある
1.失敗してもやり直せる2.体力がある3.複利の効果を得ることができる