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“上海ディズニーランド”を後にした筆者は、上海の金融街である”浦東陸家嘴”に来ました。”上海ディズニーランド”から”浦東陸家嘴”までは、タクシーで40分くらいでした。料金は140元くらいです。日本円だと約2200円です。
中国語を話せない筆者が、中国のタクシーを使う時に重宝しているのがタクシー配車アプリ”滴滴(ディディ)”です。中国最大のタクシー配車会社”滴滴(ディディ)”についてご紹介します。
目次
滴滴(DIDI)とは
中国版Uber(ウーバー)
中国に訪れる際におすすめしたいアプリが、タクシー配車アプリの”滴滴(ディディ)”です。ビジネスに詳しい方なら聞いたことがあると思います。世界的に有名なタクシー配車アプリ”Uber(ウーバー)”の中国版みたいなものです。
上海ではグローバル化が進んでいますが、それでも英語が通じないタクシーの運転手さんもまだいます。しかし、”滴滴(ディディ)”を使えば、運転手さんと会話をすることなく、あなたの目的地まで行ってくれます。
中国最大のタクシー配車アプリ会社
“滴滴出行(ディディチューシン)”は、中国の400都市の4億人以上のユーザーにタクシー配車のサービスを提供しています。世界的に有名なタクシー配車アプリ”Uber”が中国国内でタクシー配車のシェアを勝ち取ることが出来なかったのは、”滴滴出行(ディディチューシン)”の活躍によるものです。
その結果、2016年8月1日に”滴滴出行(ディディチューシン)”は、”Uber”の中国事業を買収しています。その後は、中国のタクシー配車会社でトップを誇っています。
中国三大インターネット企業”BATから出資を受けている
“滴滴出行(ディディチューシン)”は、中国の三大インターネット企業”BAT”と呼ばれる、”百度(バイドゥ)”、”阿里巴巴(アリババ)”、”騰訊(テンセント)”の三社から出資を受けています。
“百度(バイドゥ)”、”阿里巴巴(アリババ)”、”騰訊(テンセント)”は、様々な事業を行っていますが、代表的なのが下記のサービスです。三社ともに中国人で知らない人はいない大企業です。
百度(バイドゥ)
中国国内で他国のサービスが広がらない理由は、中国国内の企業が既に同じようなサービスを行っているからです。中国国内では、グーグルのサービスが使えないことから、中国人が使うウェブブラウザは、中国版グーグル”百度(バイドゥ)”のサービスです。
阿里巴巴(アリババ)
中国国内でもアマゾンはありますが、ECサイトで多くのシェアを取っているのは、”阿里巴巴(アリババ)”が運営する中国版アマゾンの”淘宝網(タオバオワン)”と”天猫(Tモール)”です。”淘宝網(タオバオワン)”は主に個人間取引の”CtoC”、”天猫(Tモール)”は企業と個人の取引の”B2C”となっています。
騰訊(テンセント)
中国国内では他国のSNSが規制されている為、中国国内で使われているソーシャルネットワーキングサービスは、中国国内の企業が運営するサービスのみです。
FacebookやTwitterは使うことができません。中国国内で一番の有名なソーシャルサービスは、”騰訊(テンセント)”が提供する”微信(ウィーチャット)”です。しかし、”微信(ウィーチャット)”の人気は世界中に広まっており、月間利用ユーザーは10億人を突破しています。
日本にあの企業と組んで進出
今秋に滴滴出行(ディディチューシン)が日本に参入
タクシー配車アプリを手掛ける”滴滴出行(ディディチューシン)”は、実は日本にも参入することが決まっています。日本国内で次世代のタクシー配車サービスを提供することを目的としています。予定では、2018年の秋から順次、大阪、京都、福岡、沖縄、東京やその他の主要都市でトライアルとして無償で提供開始すると言っています。
また、”滴滴出行(ディディチューシン)”が日本進出するにあたって、日本のある大手企業と手を組むことも決まっています。だれもが知っているあの企業です。
DiDiモビリティジャパンを設立
“滴滴出行(ディディチューシン)”が日本に進出するにあたって選んだ企業は、”ソフトバンク株式会社”です。さすが世界の”孫正義”さん。日本の通信業界だけでなく、タクシー業界にも手を回していました。
合弁会社となる社名は、”DiDiモビリティジャパン”です。”滴滴出行(ディディチューシン)”は「世界最先端のAI技術による業務効率化」、”ソフトバンク”は「事業拡大・顧客基盤の活用」を目的としています。
アプリのダウンロード
中国に行く前にダウンロードしよう
中国で”滴滴(ディディ)”を使う予定の方は、中国国内に入る前にアプリのダウンロードを先にしてください。なぜなら、中国国内ではグーグルなどのサービスが使えなくなってしまうからです。中国国内は通信に関しての規制がとても厳しいです。ちなみにフェイスブックも使えません。ある方法を使えば中国国内でも使えますが。
アプリのダウンロードは下記からできます↓