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仮想通貨を投資を行っていると、常にハッキングされるリスクを考えなくてはなりません。パスワードとIDが誰かのハッキングによって悪人の手に渡ってしまえば、あなたの取引所にある「ビットコイン」や「リップル」などの仮想通貨は全て盗まれてしまいます。
取引所がハッキングにあってしまえば防ぎようはありませんが、あなた自身のアカウントがハッキングされるという事態を限りなくゼロに近づけることはできます。100%防ぐということは、仮想通貨という構造上、無理かもしれませんが。
ハッキングを防ぐには、パスワードを複雑なものにすることも大切かもしれませんが、それ以上に大切なことは「ワンタイムパスワード」を取り付けることです。グーグルが出しているアプリで「二段階認証」の「ワンタイムパスワード」がありますので、取引所に設定する方法を書いていきます。
目次
グーグルの二段階認証
二段階認証とは
グーグルが出している「二段階認証」とは、皆さんが設定したパスワードとプラスして、さらにもう一度別のパスワードを入力して認証させる機能です。この二回目のパスワードは皆さんが決めるものではなく、毎回新しく発行されるパスワードになります。
この毎回新しく発行されるパスワードを「ワンタイムパスワード」といいます。「二段階認証」を設定したサイトにログインする際に、通常のパスワードとプラスして「ワンタイムパスワード」が求められますので、セキュリティがグンと高くなります。
二段階認証を付けるメリット
普段、皆さんが「アマゾン」や「ヤフオク」にログインする時には「ID」と「パスワード」のみでログインすることができますよね？しかも、この「ID」と「パスワード」は保存してあると思うので、毎回入力しているわけではないと思います。
この「ID」と「パスワード」の自動入力はとても便利ですが、セキュリティ的にはあまり良くありません。この機能は、あなたのスマートフォンに「ID」と「パスワード」が保存されている状態ですので、あなたのスマートフォンがハッキングされたら一発で情報を抜き取られてしまいます。
自分のスマートフォンのデータが抜き取られることなんてないと思っていますか？町中にあるフリーWi-fiやメールで送られてきたURLにログインをしてしまえば、あなたのスマートフォンは簡単にハッキングされてしまいますよ。
ツイッターのアカウントがハッキングされて勝手にツイートされている人をよく見ます。そういった人たちは、よくわからない他人のURLをクリックしてあなたの情報が抜き取られてしまっているのです。
しかし、たとえあなたの「ID」と「パスワード」が他人に知られてしまったとしても、グーグルの二段階認証を設定しておけば、あなたのアカウントに他人がログインする際に、二段階認証のパスワードがなければログインをすることはできません。
グーグルの二段階認証の設定方法
1.アプリのダウンロード
グーグルの二段階認証を設定するには、まずはあなたのスマートフォンに「Google 認証システム」というアプリをダウンロードしてください。
2.二段階認証を設置したいサイトへ
あなたが「二段階認証」を設定したいサイトへログインしていただき、設定画面にいってください。今回は「アマンプリ取引所」で説明したいと思います。
2.Google二段階認証の設定
設定画面から下記の「Google二段階認証」のボタンをクリックしてください。
3.QRコードが表示
スマートフォンにダウンロードした
「Google二段階認証」のボタンをクリックしていただくと、「QRコード」が表示されます。
4.アプリを起動
スマートフォンにダウンロードした「グーグル認証システム」を起動していただき、画面右下にある「＋」ボタンをクリックしていただくと、「QRコード」読み取り画面になりますので、取引所が表示している「QRコード」を読み取ってください。
5.アプリに「ワンタイムパスワード」が表示
「Google 認証システム」のアプリで取引所が表示する「QRコード」の読み取りが完了すると、「Google 認証システム」のアプリ上に下記のような画像が表示されます。この番号は数秒ごとに変更されます。
6.アプリに表示された番号を取引所に入力
「Google 認証システム」に表示された番号が変わる前に「アマンプリ取引所」に入力していただければ、登録が完了になります。次回からログインする際には「ID」と「パスワード」、プラスして「グーグル認証システム」が発行する「ワンタイムパスワード」が必要になります。これであなたの仮想通貨取引所のセキュリティ対策は大丈夫です。
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